最初から美味しく感じる事の方が稀であると思いますし、嗜好品ですからいくら葡萄品種の違う物を飲み続けても、人に説明されても美味しく感じないままの人だっています。私も初めて口にしてから美味しいと思うようになるまでには結構な時間が経っていた記憶があります。最初に美味いと感じたのはペッパー・ステーキを食べながら飲んだ時でした。飲んだワインはカリフォルニア産のカベルネ・ソーヴィニヨンでそんなに高価な物ではありませんでしたが、ご一緒していたワイン好きな方の仰る通り口の中にまだ肉がある時に一度一口ワインを含んでみたら『あれ?結構ウマイかも!』というのが始まりでした。それ以来自分でも驚く程に赤ワインが好きになりましたが、今でも赤ワイン単体で楽しむ事は殆どありません。必ず食べ物とセットです。料理との組み合わせを考えてワインを選んだり、ワインの素性に合わせて料理を用意したりして楽しんでいます。組み合わせも千差万別。自分が美味しければ何だってアリです。固定観念に捕らわれず自分の好みで料理と合わせて楽しむ、これがシンプル且つ究極の楽しみ方だと思います。
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